WAPLをリムーバルケースに組み込む

■はじめに入れ物有りき

WAPLワンダーキットが開発して、共立電子が発売している、DOS/Vマシンに計測ユニットや入出力装置を接続するための装置です。
WAPLの詳細は、共立電子WAPLのページを参照して頂くとして、簡単に説明すると、DOS/Vと計測ユニット間の仲介を行うMTPと、MTPに接続する計測デバイスや入出力デバイスから構成されています。
MTPとデバイス間は、普通のモジュラーケーブル(要するに電話線ですな)で接続する構成になっています。
一方、MTPとDOS/V間は、RS232ケーブルで接続する様になっています。
話は変わって、家で使っている、DOS/Vマシンには、5インチベイにリムーバルケースを実装してあります。このリムーバルケースはバックアップが必要な時にHDDを挿入して利用する以外は、空きになっており、ダミーケースが刺さっています。


マシンに組み込む前のリムーバブルケース

このリムーバルケースにMTPが実装できれば、スマートです。
どうせ、バックアップ用のHDDとMTPは同時使用しない訳ですし。排他利用で十分です。
リムーバブルケースは、DOS/Vの5インチベイに取り付けるアウターとアウターに抜き差しできるインナーで構成されています。アウターにインナーを挿入すると、内部のコネクターで電気的に結合される様になっています。使っているのは、IDE用でアウターの後部には40PのIDEコネクタが取り付けられている物です。
MTPを実装しようとした場合、問題が二つあります。
その1:MTPが物理的にリムーバブルケースのインナーに収容できるか。
その2:MTPとDOS/Vを接続するRS232信号をどうやって確保するか。

WAPLの仕様を眺めると、MTPは3.5インチのベイに実装できるサイズになっています。さらに都合の良い事に、USB対応のMTPが発売されていました。これで、USBの信号線さえ引き込めればRS232信号は考えなくてても良い事になります。
USB信号は電源とアースを除くと2本の信号が確保できれば接続できます。ここでリムーバブルケースのコネクタを調べると未使用の信号線が2本見つかりました。こうなれば実行あるのみです。
リムーバブルケースには3.5インチサイズの機器が実装できると記載されていますので寸法的には問題ないと考え、日本橋へ...
うまく行けば、一つのリムーバルケースで、HDDは、IDEで、MTPはUSBで接続できる事になります。

■変なリムーバブルケースを発見

共立に行く前に、DOS/V店をひやかしていると、自分の持っているリムーバブルケースと同じ種類のケースにUSB対応との記述があるケースが売られているのを見つけました。


左が今回入手したUSB対応?のリムーバブルケース

店頭で眺めて見ても、何処がUSB対応なのか、はっきりしませんが、とりあえずGET。
USB対応のMTPと2mのA-AタイプUSB延長ケーブルを一緒に購入しました。

結果として、USB対応をうたった物と通常品の違いは、USB信号引き出しパターンがあるか無いかの違いだけです。当然と言うか、考える事はメーカも同じで、通常品の空き端子がUSB信号用になっていました。USB対応とは言っても、インナー側はパターンのみ、アウター側は5Pのコネクタが実装されているものの、コネクタメーカが不明なため、利用できずで、結果的に通常品で十分な事が分かりました。強度と位置の問題で、USBケーブルはアウターとインナーを結合するコネクタに直接接続したため、USB専用パターンはまったく利用していません。
これなら通常品で十分です(USB対応は、少し高い)


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